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柿渋染木綿
柿平安時代から生活に欠かせなかった柿渋。 柿渋の利用は、古くは平安時代にさかのぼり「太陽の染」 とも言われてきました。防水・防腐・防虫作用が高く、 渋団扇・紙衣・伊勢型紙・漁網などの染色にも使用され、 永い間人々の生活の中で培われてきました。 柿は八月末〜九月中旬の青柿の頃に採取され、柿渋の中でも もっとも渋みの強い天王柿が使われます。これを砕いて絞り、 その汁を発酵させ、3年以上熟成の後、染料になります。 渋柿から渋取りをした時は、黄緑色ですが、日が経つにつれ その色は鮮やかな「柿渋茶」に変わります。