主張しないラグジュアリー。江戸の粋を纏う。江戸小紋と江戸更紗展
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「粋」とは、削ぎ落とす勇気。
主張しないラグジュアリー「粋を纏うEDO STYLE」
情報が溢れる今の時代、あえて「多くを語らない」ことが美学になります。 江戸の職人が極細の点に込めた遊び心、江戸更紗が放つ異国の情緒。
観劇のロビーで、ギャラリーの静寂で、あるいは春の風が吹くテラスで。 華美ではないけれど、確かにそこに「華」がある。 そんな、「粋」な大人のための装いをご高覧ください。
江戸小紋と江戸更紗展:対極が生み出す「粋」の正体
KIMONO SUZUKI
粋EDO STYLE「江戸小紋と江戸更紗展」主張しないラグジュアリー
◉SHOP EVENT:3/9-14 OPEN9:30-18:00


江戸小紋:距離の美学(引き算の極致)
江戸小紋は、幕府の贅沢禁止令(奢侈禁止令)という「制限」の中から生まれた知恵です。
「見せる」ためではなく「隠す」ための超絶技巧: 遠目にはただの無地に見えるのに、
近づくと驚くほど緻密な紋様が浮かび上がる。これは「わかる人にだけわかればいい」という、
究極の身内意識と矜持の表れです。
「0.1mmの宇宙」:
自分の内側にだけ贅を尽くす。この「見せびらかさない強さ」が、現代における「本当のラグジュアリー」に通じる精神性です。
- 「定め小紋」と藩のアイデンティティ: 各藩は独自の小紋柄を「お留柄(定め小紋)」として独占的に使用し、着用している柄でどこの藩の武士か分かるようにしました。
- 武士の隠れたオシャレ: 当初は地味でしたが、次第に柄の精巧さを競うようになり、武士のたしなみとなりました。
江戸更紗:地平線の美学(オープンマインドな遊び)
一方で江戸更紗は、海を越えてやってきた異国の文化(インドやペルシャ)に対する、江戸っ子の憧れとリスペクトの結晶です。
「心の鎖国」を解く感性: 厳しい身分制度や制限の中でも、美しいものを「美しい」と認め、自分たちの美意識に染め変えて取り入れる。これは、どんな環境でも自分を失わない知的で軽やかな「遊び心」です。
多色が生む奥行き: 渋い色調の中に潜む複雑な多色使いは、一筋縄ではいかない大人の余裕と、多文化を受け入れる寛容さを象徴しています。
染色技法:
- 型紙摺り技術: 輸入された更紗は貴重品でしたが、日本(特に江戸)で「型紙摺り」という技法を用いて作られるようになりました。これにより、数十枚の型と色を緻密に重ね合わせる複雑な柄の再現が可能になりました。
- 量産と普及: 熟練の技術により多色刷りが可能となり、高価な輸入ものから、日常的に楽しめるファッションアイテムへと普及しました。
時代を超えて今もな受け継がれる「粋の美学。」この機会にどうぞお確かめください。
ご来店を心よりお待ちしております。
「同時開催」草履誂え会
足元に宿る「粋。」あなたを素敵な場所へ誘う一足を。
台の色。鼻緒の表情。高さや素材の感触。お気に入りの着物に合わせた、新品の鼻緒に足を通す楽しみ。ひとつひとつを自分で決めていく時間は、和装ならではのわくわくする体験です。確かなものを、しっかりとケアしながら長く使う。和装のサステナビリティは今も昔も、そしてこれからも変わることはありません。


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TEL:0465-62-3559
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