
◇(2025.10月) SHOPEVENT「本場筑前博多帯展」
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10月 SHOPEVENTのご案内 伝統と革新 Traditional and Innovation
「本場筑前博多帯展」開催します。
伝統は、守るものではなく、纏うもの。時を越えて、いまの感性と響き合う。
777年余りに受け継がれてきた伝統には意味があります。妥協のない職人の手が生み出す緻密な織と、気品ある艶。それは、ただの“伝統工芸”ではなく、私たちの“心”と“時代”を映し出すアート。
この秋、KIMONO SUZUKIがご紹介するのは、伝統と革新をテーマにした 「本場筑前博多帯」。 永い歴史が息づく一本の帯が新たな美しさを語りかけます。
紬に小紋そしてゆかたまで装える、オールマイティな博多帯は、現代のファッショントレンドや感性にも響きます。
常に進化する伝統のデザインを楽しみながら、心ときめく一本と出逢う特別な時間をお過ごしください。
📅 10/6(mon) - 10/13(mon)
📍 KIMONO SUZUKI 店舗内特設スペースにて/OPEN:9:30-18:00
ご来店を心よりお待ちしております。
STORY
鎌倉時代、嘉禎元年(1235年)33歳の満田彌三右衛門 (みつたやざえもん)は、圓爾辯圓(えんにべんえん) (勅諡聖一国師(ちょくししょういちこくし))と共に 謝太郎國明(しゃたろうこくめい)の船で、南宋(中国) 明州へ向け、博多の津を出発します。
宋に6年間滞在して、圓爾辯圓は禅の修行をし、満田彌三右衛門は 織物、朱、箔、素麺、麝香丸の5つの製法を修得して、仁治(1241年) 博多の津に帰ります。
博多に戻った彌三右衛門は、これらの製法を博多の人々に伝え、 その中の織物技法だけは家伝とし、広東織と称して独特の技法を 加えながら代々伝えていきました。
さらにその約250年後、彌三右衛門の子孫、満田彦三郎が 中国・広東へ渡り、織物の技法を研究して帰ったと伝えら れており、その技法を彦三郎は竹若藤兵衛に伝え、共に 改良工夫して、琥珀織のように地質厚く、浮線紋もあり 柳条もあるという織物を作り出しました。
そしてその織物が作られたこの土地、博多の地名をとって、 「覇家台織」(はかたおり)すなわち博多織と名づけられたと 伝えられています。
Tradition Meets Innovation.
More than 777 years of heritage — reimagined for the modern spirit.
Experience the timeless elegance of CHIKUZEN HAKATA OBI,
crafted with mastery and soul.
Discover the beauty of “woven tradition” at KIMONO SUZUKI.
📅Oct.6(mon) - Oct.13(mon)